語学学校

私のカレッジ体験記③:とうとうカナダでのカレッジ生活

私のカナダ・トロントでのカレッジ体験記③

カレッジ体験記①はこちら、体験記②はこちらから。

 

苦しく厳しい語学学校でのパスウェイプログラムを乗り越え、ようやくカナダのカレッジに入学しました。

 

**履修登録(Registration)**

カレッジでは必修の科目と選択科目があり、その全てパスしないと、カレッジを卒業できません。万が一単位を一つでも落としてしまうと、取れるまで履修が必要です。最初の方のセメスターで落とした場合は卒業までに取れば大丈夫(ただ大変になるだけ)ですが、卒業間際に落としてしまったら、卒業が延びてしまいます>< 留学生(International)はローカルの学生と比べて3倍以上の学費が必要なので、単位を落としてしまうなんて、、、私にとっては死活問題でした。( ;∀;)
成績上位など目指さず、まずはとにかく単位を落とさないこと!を目標にがんばりました。

 

**時間割**

カナダのカレッジの時間割は、日本の大学のようにイレギュラーです。
自分で組み立てることができますが、たまに変なスケジュールのことがありました。
月曜日は1日休み、火曜日は午後6時から9時、水曜日は午後3時から6時、木曜日、金曜日は午前中ずっと+オンラインの授業などなど。
スケジュールはある程度自分の好きに組み合わせて作ることができますが、希望の時間が取れない場合は、朝一の授業が週4!となることもあります。
私はなるべく午後の授業を取ってました。

カレッジ生活では友達の存在が不可欠です。
同じ授業に仲の良い友達がいると授業は楽しくなります。同じ専攻のクラスメイトとは目標が似ているため、本当に仲が良かったです。特にネイティブのまじめな(←重要)友達を作り、分からないところを補いながら、勉強したり遊んだりする時間は重要だと感じました。
国籍比率はもちろん授業によりまちまちでしたが、日本人は私だけでした。あとは韓国人、中国人、インド人、残りは全員カナディアンか永住権保持者(親の代で移住など。)でした。
コースにもよると思いますが、例えばエンジニア系はインド人が多く、チャイルドケアは中国系が多く、看護のコースはフィリピン系が多いなどコースにより国籍比率のばらつきはあります。もちろん学校やプログラムの年数などにもよると思います。

 

カレッジの授業について

 

**必修英語**

カレッジに入学するときに、英語のテストがありました!・・・ん?私はカレッジ入学に必要な英語レベルをクリアして入学したはずなのに、まさかのまたテスト。。( ;∀;)!確認したところ、ネイティブの学生も全員必要な英語のクラスのクラス分けテストでした。(日本でいう、国語ですね( ;∀;)) 最終的なレベルに達するまでに、2つクラスを取る必要があります。このテストで一定のレベルが取れず、下のレベルからスタートする場合や、一般レベルのクラスを受けてもF(Fail)を取ってしまった場合は、追加で授業を受けなければなりません( ゚Д゚) 逆に、すごく優秀な学生は、英語クラスは飛び級して最後のクラス1つ取って終了!という場合もあります。うらやましいです( ゚Д゚)
英語の授業はパスウェイと同じようなアカデミックな内容でした。全体を通してプレゼンやエッセイ、文章読解など多岐にわたりました。私は、無事、最初のテストで一般レベルを取ることができ、無事単位を取得できたため、追加の授業は必要なかったです!!

 

**専門科目**

専門科目は自分の専門分野の知識を広めていけます。私は日本でもカレッジでの専攻と似た職種についていたため、ある程度の知識は自信があったのですが、カナダで実際に教わる授業、様々な人種が存在するカレッジでの授業は新鮮で、とても興味深かったです。特に宗教や文化、歴史、政治等、日本人よりも日本のことを知っている方もいてプレゼンは毎回とても気合が入りました!
自身でもカナダに住みながら、日本のことをより理解していくことはとても勉強になりました。プレゼンに関しては、クラスメイト全員レベルが高く、私もかなりパワーポイントのスキルアップできました。実際の教室でのプレゼンだけでなく、オンラインでプレゼンをして、クラス全員に私のプレゼンビデオを見てもらうなんて、想像もつきませんでしたが、最終的にはできるようになりました。

 

 

**選択科目**

専門科目は自分の好きな学問のため、比較的楽しく興味を持って勉強できるものですが、厄介なのが選択科目です。学期ごとに1つ受講しなければいけませんでした。最初の学期は私はよくわからないまま、オンラインコースを受講。他のキャンパスの他の専攻の学生とグループを組みました。通常はフェイスブックのメッセンジャーで連絡をやり取りし、実際に作ったファイルはGoogle Docで共有してました。オンラインコースのグループメンバーとは一回も会うことはなかったのですが、授業の学期が終わった後も話すなど仲良くなってました。選択授業で面白そうだったクラスは、Meditation(瞑想)の授業です。私は満員で授業は受けられなかったのですが、実際に授業を受けた友人に聞くと、毎回授業では瞑想をしていたようですよ・・!

 

**インターンシップ**

最後の学期はインターンシップ(就業体験)でした。これは学校で勉強した知識を活かし、実際にカナダの企業で実務を行うというものです。一番大変だったのはインターンシップを受け入れてくれる現地企業探しです。レジュメ(履歴書)やカバーレターを書き、それが受かれば面接を受けてようやく採用となります。受け入れの企業は限られているため、学校の専用WEBサイトに募集がでたら、学生が集中します。その中を勝ち抜くため、私は毎回、教授に相談し、レジュメやカバーレターの添削をお願いしてました。このインターンシップで得た実際に企業で働いた経験は、カナダで実際に働く際に活かすことのできる最高のものとなりました。

 

**提出物について**

パスウェイやカレッジのいくつものテストをクリアして英語には自信があったとしても、どうしても留学生はローカルの生徒と比べ英語力に差がついてしまい、そこが成績に影響することも事実です。例えば、私は3時間かけた課題を、30分で終わらせたと言っていたローカルのクラスメイトをうらやましく思ったものです。しかし、それで諦めていたらいけません。私が心がけていたのが、早め早めに課題を終わらせ、英語が母国語の友人にチェックしてもらい、最後にカレッジのチューターシステムを利用し、英語の添削をお願いすることです。これで、課題の出来は置いておいて、英語のために成績が下げられるということを防げました。

 

**日本の常識は通用しない**

カレッジで苦労したことは、やはりグループワークです。いつまでにここまでやっておいてねとグループで決めても、遅れる人や、やらない人がいたり、もっと大変なのは、プレゼン当日に来ない人もいました( ゚Д゚) しかし、いくら言い訳しても、グループワークは全てグループの成績となるのです。個人ならいくらでもできるのに、と、日本で社会人経験のある方なら誰しも驚かれるかと思います。しかし、ここはカナダで、カレッジの社会です。私は常に先導しつつも、グループメンバー全員を尊重することを心がけました。

 

 

いかがでしたでしょうか。
カナダでのカレッジの体験記はまだまだ書いても書ききれないほどあるのですが、長くなりすぎるのでこのあたりで終わります。カレッジにいた自分を今、振り返ると、本当に毎日勉強ばっかりしていて、正直な所きつかった・・です。しかし、カレッジの2年間で得ることのできたかけがえのない体験は私がカナダで生きていく上での糧となるでしょう。また、カレッジでできた素晴らしい友人達にも感謝しています。一緒にきついカレッジ生活を乗り越えた仲間たちは一生の宝物です!

 

カナダのカレッジに関するご質問、ぜひぜひお待ちしております。

 

 

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