カナダの大都市、トロントに留学サポートオフィスを持つ留学エージェント、WINZ/GO CANADAです。
カナダワーホリを計画している皆様、働いたお金はすべて自分の手取りになると思っていませんか？そんなに世の中甘くありません。これを機に税金の勉強をしましょう。
カナダでも確定申告がある
日本で働いたことがある方なら確定申告という言葉を聞いたことがあるかもしれません。その年の1月1日から12月31日までにいくら収入があったかということを政府に申告し、収入の額に応じて税金を納めるというものですね。会社に勤めている場合は確定申告は会社があなたの代わりにやってくれますから、気をもむこともないかと思います。
さて、ここで本題ですが、確定申告はカナダにもあります。日本と違うところはカナダでの確定申告は勤めている会社ではなく自分でしなければならないことです。
確定申告を自分で!? 英語だし分からないんだけど…
はい、自分でします。申告書類など、当然英語なので結構面倒くさいしおっくうになります。そして確定申告は「義務」なので、面倒くさいから「やーらないっ！」は通じません。心してかかりましょう。
確定申告をやらない人もいる
めんどくさいからやりたくない！という方もいるでしょう。実際ワーホリの方であれば確定申告をせずに帰国してしまう方もいるでしょう。本来はNGなのですが、確定申告をしなくてもお咎めがないのも事実です。
でもやっぱり義務なので確定申告はすべきです。「義務だから」のほかに、あなたが得をする、やったほうがいい理由があるからなんです。その理由とは…?
タックスリターンでお金持ち!?
タックスリターン(Tax Return)とはカナダでの確定申告のことです。タックスリターンをやったほうがいい理由は、タックスリターンをすることでお金が戻ってくることがあるからです。どういう仕組みなのかというと・・・
会社から給料をもらう際、日本と同様に、収入にかかる税金（所得税）があらかじめ給料から引かれています。月の収入から予想される年間の収入に対して課税される税金を会社が計算して、その税額を月ごとに分割したものを毎月給料から所得税として天引きをしているというわけです。
ただし、正確な税額は確定申告の時期（翌年の2月以降）になって計算をしてみないとわからないため、給料から引かれている分の予測所得税額と、確定納税額には誤差が生じるのです。このため、所得税を多く払っていた場合は差額が政府から返金され、逆に少なかった場合は追加で支払うことになります。この調整がタックスリターンと呼ばれるものです。
ワーホリの場合、一般的にその年の途中から働き始めることが多いので、計算上、所得税は払い過ぎになるケースが多く、タックスリターンをすることで払いすぎた税金が返ってくる場合が多いため、タックスリターンはしたほうがお得ということになります。返ってくる税金は数百ドルから、多い場合には$1000以上の場合もあります。
それでもタックスリターンをひとりでするのは面倒ください! 自信がない!
その場合はタックスリターン代行サービスを利用するのも手でしょう。カナダトロントにはタックスリターンを代行してくれる会社がたくさん存在します。一回のタックスリターン代行で$40~$50くらいでやってくれるところもあり、税金の返金額を考えると依頼して損はないでしょう。そもそも義務なので、タックスリターンは自力、または代行サービスを使ってもやるべきでしょう。
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