カナダの基本情報

カナダ基本情報2

カナダは100以上の国からの移民が暮らす移民大国です。イギリスやフランスなどをはじめとして、ヨーロッパ、アジアなど様々な国と地域から人が集まっています。

カナダは地域によって四季を感じさせ、ロッキー山脈やナイアガラの滝、ノートルダム大聖堂といった観光地や、世界各国のグルメやフェスティバル、さまざまなエンターテインメントにあふれています。ここではカナダについての一般情報を紹介します。

人口

約3,724万人(日本人口の約4分の1)

移民の割合

カナダでは積極的に移民の受け入れを行っており、年間20~25万人が移民します。その中でも労働人口としてカナダの経済に貢献する移民が大多数を占めています。国別ではフィリピン、インド、中国などアジアからの移民が移民人口の3分の1以上にのぼります。

国土

約998.5万平方キロメートル。日本の約27倍でロシアに次いで世界第2位の面積があります。10の州と北に位置する3つの準州から成ります。

【州の一覧】
Alberta アルバータ州
British Columbia ブリティッシュコロンビア州
Manitoba マニトバ州
New Brunswick ニューブランズウィック州
Newfoundland and Labrador ニューファンドランド・ラブラドール州
Nova Scotia ノバスコシア州
Ontario オンタリオ州
Prince Edward Island プリンスエドワードアイランド州
Québec ケベック州
Saskatchewan サスカチュワン州

【準州の一覧】
Northwest Territories ノースウエスト準州
Nunavut Territory ヌナブト準州
Yukon Territory ユーコン準州

canada map

公用語

英語、フランス語。そのためバイリンガルの割合が高い。
※ケベック州、ニューブランズウィック州ではフランス語が公用語となっています。

首都

オタワ(オンタリオ州東部)

日本との時差

バンクーバー / ブリティッシュコロンビア州:-17時間(-16時間)
カルガリー / アルバータ州:-16時間(-15時間)
トロント / オンタリオ州:-14時間(-13時間)

※カッコ内はサマータイム時の時差です。
※サマータイムは3月中頃から11月上旬に適用されます。

使用単位

重量:ポンド 1ポンド = 453.6グラム
長さ:インチ 1インチ = 2.54センチ
距離:マイル 1マイル = 1.61キロメートル
容量:パイント(US) 1パイント = 473ミリリットル
オンス(US) 1オンス = 29.57ミリリットル

※パイントやオンスなどの単位はイギリス(UK)とアメリカ(US)で容量が異なりますが、カナダでは一般的にUS単位が使われています。

人気スポーツ

【1位】アイスホッケー
カナダの国技であるアイスホッケーは国民から愛されるスポーツです。世界最高峰NHL(National Hockey League)の参加全30チーム中7チームがカナダのチームです。バンクーバーに本拠地を置くカナックスやトロントのメイプルリーフなど、強豪チームの人気は絶大で、シーズン中は街中が盛り上がります。

hockey
basketball

【2位】バスケットボール
カナダ、特にトロントで人気が急上昇しているスポーツがバスケットボール。トロントから唯一NBA(National Basketball Association)に参加しているラプターズは2019年、念願の初優勝をかけてファイナルを戦います。

【3位】ベースボール
トロント・ブルージェイズはトロントに本拠地を置くカナダ唯一のメジャーリーグ(MLB)参加チームです。そのため地元ファンの声援は熱く、ブルージェイズの勝敗で街の雰囲気が変わります。

baseball

観光

カナダは観光も存分に楽しむことができます。世界三大瀑布と呼ばれるナイアガラの滝や北米のパリと呼ばれるケベックシティ、赤毛のアンの舞台になったプリンス・エドワード島など世界的にも有名な観光地が目白押しです。他にも季節によって、ブルーマウンテン(トロント)でのスキー・スノーボードやホエールウォッチング(バンクーバー)など、一年を通してエンターテインメントがあふれています。

教育

カナダは世界的に教育の質が高いことで有名です。例えばトロントにあるトロント大学は東京大学よりもランクが上なのです。教育機関は各州の教育省によって管理・運営されており、公立学校の義務教育期間(それぞれの州によって多少異なります)の授業料は高校まで無料です。また、多民族国家であるカナダでは学校教育に異文化理解を深めるカリキュラムが組み込まれていて、個性の尊重や多様性に寛容な環境で教育を受けられます。教員養成にも力を入れているカナダでは教師一人一人の質も高いといえます。

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