カナダの郵便

カナダの郵便

カナダ留学中は、日本から衣類や食料などの荷物を送ってもらったり、カナダから日本の家族や友達にお土産や手紙などを送ることがあります。日本と同じように、カナダ・トロントにも海外郵送業務を取り扱っている機関があります。ここではカナダから日本、または日本からカナダへの郵便事情について説明します。

日本からカナダへの郵送手段

EMS(Express Mail Service)

航空便を使った郵送サービスで、一番早く荷物が届きます。荷物の現地到着所要時間は1週間程度が目安です。

SAL便(Surface Airlifted Mail)

船便より速くお届けし、また料金は航空便よりも安く設定されているサービスです。荷物の現地到着所要時間は2~4週間が目安です。

船便

到着時間を急がなくてもよい場合は、料金が一番安い船便がお勧めです。荷物の現地到着は1か月半~2か月程度が目安です。
※送り先、荷物の大きさ、重量によって料金が異なります。料金・日数を調べるには、下記リンクよりご参照ください。
https://www.post.japanpost.jp/cgi-charge

備考

国際郵送の場合、国別で規制などの理由から送ることができないものがあります。下記リンクより確認できます。
https://www.post.japanpost.jp/cgi-kokusai/nonmailable_articles.php?cid=37

日本からカナダに荷物を送る際には日本郵便が用意する税関告知書に記入します。申告内容は郵送物の内訳。英語表記でアイテム名や個数、それぞれの価値(金額)を記入します。
例えば、衣類の場合は、Clothes 10枚 $100(1枚$10として計算)。お菓子の場合は、Snack 5つ $15(1つ$3として計算)といった具合です。
※申告金額に応じて関税がかけられる場合があります。高価なものを郵送する場合は、かかる関税が大きくなる場合がありますので、受け取り側に事前に連絡・相談することをお勧めします。

なるべく関税をかからないようにするために..

税関告知書に記入する郵送物リストわきに”Personal Use”と記載しておきましょう。「販売目的ではなく、個人的に使用するもの」という意味です。
また、購入してから開封、使用しているアイテム(中古品)に関しては、購入時の金額ではなく減額した金額を書きましょう。ご自身が妥当であると思う金額をご記入ください。ただし、申告内容が妥当でないと判断された場合には罰金を科せられる場合がありますのでご注意ください。

現地配達

日本から郵送された荷物はカナダ到着後、Canada Post(カナダ郵便局)によって各宛先まで配達されます。通常のはがきや手紙は直接ポストに投函されますが、小包の場合は受取人が配達員から直接手渡しで受け取る必要があります。受取人不在の場合は不在通知書がポストに投函され、後日通知書に記載されている保管場所に引き取りに行かなければなりません(保管期限あり)。引き取りの際は不在通知書と身分証明になるものを持参しましょう。

宛先をどこに指定するか不安な方は

弊社ご利用のお客様には、現地サポート内容の一環として、弊社トロントオフィスでの荷物の代理受け取りを承っております。学校やお仕事などで滞在先での荷物の受取りが難しい場合などにぜひご利用ください。

カナダから日本への郵送手段

カナダではFedEXやカナダ日通など複数の会社が国際郵送サービスを行っておりますが、ここでは最も一般的なカナダの郵便局を利用する方法を紹介します。

Canada Post(カナダ郵便局)

料金は送る荷物の大きさと重量によって異なります。下記Canada Postのウェブサイトから、送り先や荷物のサイズ、重量、郵送方法などを入力すると送料のおおよその見積もりを調べることができます。

Canada Postウェブサイト(英語)
https://www.canadapost.ca/cpotools/apps/far/business/findARate?execution=e1s1

郵送したい荷物をCanada Postの窓口にまで持って行き、税関告知書に記入後、郵送料金を支払います。
※高価なものや大切なものを送る際は、荷物の追跡保証や万が一の場合の損害補償を追加で付けることをお勧めします。

カナダから日本に手紙・はがきを送る

日本同様に、はがきに下記情報を記入して、切手を貼りつけてポストに投函します。

  1. 送り主の名前
  2. 送り主のカナダの住所と郵便番号
  3. 受取人の名前(宛名)
  4. 宛先の住所、国名、郵便番号
  5. 航空便であれば「Air Mail」、船便であれば「Surface」

貼り付ける切手について

30g以内のはがきや封筒であれば、日本へのエアメールは$2.50切手を貼りつければOK(通常のポストカードは30gに収まります)。重さの判断が不安であれば、Canada Postの窓口に直接送りたい郵便物を持ち込んで計測してもらい、見合ったはがきをそこで購入して投函することも可能です。

留学・ワーキングホリデーのご相談は

カナダ・トロントでの留学・ワーキングホリデーをご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。お客様の目標をヒアリングしながら、最適なプランと必要費用、準備事項、書類等をご案内いたします。