こんにちは、GO CANADA留学センターです。
もうすぐやってくる7月1日はCanada Dayという祝日、カナダの建国記念日ですね。
カナダにも日本と同じように国の祝日がいくつか定められています。
ですが日本と大きく違うのは、どんな祝日があるかやその祝日がお休みになるかどうかなどは州によって少し異なるということです。というのも、カナダには国が定めている祝日であるStatutory Holiday(Public Holidayとも呼ばれます)のほかにも、州によって異なる祝日であるProvincial Statutoryが定められているからなのです!
今回の記事ではGO CANADA留学センターが位置するトロントのあるオンタリオ州の祝日を例に、カナダの祝日の特徴や、それぞれの由来・起源、どんなことが行われるのかなどを簡単にご説明していきます♪
※オンタリオ州以外では祝日ではなかったり、ルールや日にちが違ったりする祝日もありますのでご注意ください。
カナダの祝日の特徴
「国が定めている祝日であるStatutory Holidayのほかにも、州ごとの祝日であるProvincial Statutoryがある」と冒頭でお話ししましたが、それ以外にもカナダの祝日には以下のような特徴があります。
- 祝日のなかにも、原則お休みな公休日とされている祝日(クリスマスなど)と、習慣的な祝日で政府機関はお休みなものの会社やお店が休みかは任意な祝日(イースター・マンデーなど)があります。
- 原則お休みな公休日に働く場合は、その日の時給が通常の1.5倍になります。(州によってルールが異なる可能性があります)
- 公休日では、ショッピングモールやスーパー、飲食店などもお休みになることが多く、ほとんどのお店が閉まっています。
それでは次に、実際どんな祝日がオンタリオ州にあるのか見ていきましょう!
トロントのあるオンタリオ州の祝日
■New Year’s Day(1月1日)
言わずとも知れた新年の祝日ですね。
日本は三箇日と言われて1月3日まではお休みを取る会社が多いですが、カナダでも1月1日を含む週はまるっとお休みになる会社も多いです。
飲食店やモールなども1月1日はお休みのことがほとんど。お正月に初売りセールが行われる日本とは少し違いますね。
■Family Day(2月の第3月曜日)
Familyと名前についているように、家族の親睦を深めて家族の大切さを考える日、となっています。実際にこの日は両親や祖父母に会いに行ったり、家族で集まって時間を過ごします。
ただ、知り合いのカナダ人は「2月にお休みがないから政府が増やしたんだよ!」と言っていました。(笑)
■Good Friday(3月または4月のEaster Sunday前の金曜日)
復活祭であるイースター前の金曜日を祝う、キリスト教の祝日です。イエス・キリストが十字架にかけられたとされている日でもあります。
オンタリオではイースター明けの月曜日Easter Mondayは公休日とはならないものの、金曜日のGood Fridayはオンタリオ州では公休日となっています。
■Easter Monday(Easter Sunday後の月曜日)
※公休日ではありません
Good Fridayとは逆に、復活祭の後の月曜日を祝うのがEaster Monday(イースター・マンデー)です。
日本では馴染みの薄い祝日ですが、ウサギや卵のモチーフを見たことがある方は多いかもしれませんね。カナダではこの日まで、ウサギや卵の形をしたお菓子やデコレーションがあちこちで見られます。
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■Victoria Day(5月25日の前の月曜日)
イギリスのビクトリア女王の誕生日を記念した祝日です。実際の誕生日は5月24日ですが、月曜日じゃない年などはその時によって月曜日が祝日になります。
国としては独立しているものの、イギリス連邦王国とされるカナダならではの祝日ですね。
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■Canada Day(7月1日)
冒頭でもご紹介したカナダの建国記念日です。今年は新型コロナウイルスの影響でイベントはキャンセルされてしまったものの、例年はCanada Dayを祝う様々なイベントが行われたり、限定メニューが出たりします。
また、この日が近づくとカナダの国旗や、国旗の赤色のアイテムが売られるようにもなりますよ。
■Civic Holiday(8月の第1月曜日)
比較的新しく制定された祝日のため、実は昔からある習慣などがあまりない日です。
州によって呼び方が異なり、バンクーバーのあるブリティッシュ・コロンビア州ではBritish Columbia Day(ブリティッシュ・コロンビア・デー)、有名な観光地バンフがあるアルバータ州ではHeritage Dayと呼ばれたりしています。
■Labour Day(9月の第1月曜日)
Labour、日本語で労働という名前から感じられるかもしれませんが、日本の勤労感謝の日に近いような祝日です。労働者の権利を祝う日として、例年はパレードが行われたり労働環境や条件の見直しが行われることもあったそうです。
カナダでは1872年に起きたストライキが発祥と言われる、歴史のある祝日です。
■Thanksgiving Day(10月の第2月曜日)
日本語では収穫祭と呼ばれるのがThanksgiving Day(サンクスギビング・デー)で、ヨーロッパが起源とされる秋の収穫を祝う祝日です。多くの家庭で七面鳥(ターキー)を食べることからターキー・デーと呼ばれたりもするとか。Canada Dayのようなイベントが行われる祝日ではなく、家族や友人たちと食事を囲んだりしてゆっくり過ごす日になります。
アメリカでは11月にあるサンクスギビングがカナダだと10月な理由は、カナダのほうが早く冬が訪れるからとされています。
■Remembrance Day(11月11日)
※公休日ではありません
第1次世界大戦の終戦記念日として、戦争で亡くなった軍人の方たちを追悼する日です。
10月の末くらいからカナダでは追悼の意を表し、胸元にポピーの花のバッジを指しているひとを多く見かけます。この赤いポピーのバッジは街中のお店に置かれ、募金をすることで受け取ることができます。
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■Christmas Day(12月25日)
言わずと知れたクリスマスは、イエス・キリストの誕生日。多くの北米やヨーロッパの国々ではもっとも重要と言っても過言ではない祝日です。
日本では恋人と過ごす日という印象が強いクリスマスですが、カナダではどちらかというと家族や親戚たちが集まって過ごす日で、日本の年末年始のような雰囲気があります。
■Boxing Day(12月26日)
クリスマスの翌日のBoxing Dayは、祝日というよりも一大セールが行われる日としてカナダでは有名です。教会が貧しい人たちのために寄付を募ったGift Box(プレゼントの箱)を12月26日に開けていたことから名前が付いています。
アメリカ由来のセール期間ブラック・フライデーやサイバー・マンデーと並んで、ショッピングモールや小売店が非常ににぎわう日です。
いかがでしたでしょうか?
祝日はカナダでの仕事のシフトや学校の授業、お買い物の予定などの関わってきますので、事前にチェックして困らないようにしておくと◎ですね。
みなさんのトロント留学のお役に立てればうれしいです♪
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