新型コロナウイルスの影響で、カナダへの入国にもイレギュラーな手順・規制がたくさんあります。
日本側では、ワクチン接種の完了証明や、実施したPCR検査の陰性証明の用意。カナダ側ではアプリArriveCANの事前登録と情報入力や、空港についてからの検査などの手順…。これ以外にもコロナによる規制がまだまだたくさんあるので、カナダに入国するためだけでも普段以上に入念な準備が必要です。
(ArriveCANって何?という方は、以前の記事もぜひご覧ください。⇒「【カナダ・コロナ関連情報】ArriveCANアプリの使い方」)
実際に渡航を考えている生徒様からも、「無事にカナダに入国できるかが不安」というご相談をいただくことも多いです。
そんなコロナ禍でのカナダ入国に不安を抱える皆様のために、今回のブログは直近のカナダ入国レポートです!
これからカナダ・トロントなどに留学やワーホリで渡航される方々が少しでもイメージできるよう、最近ご入国された生徒様にご協力いただきました♪
※東京からバンクーバー経由でトロントまで渡航されたケースになります。
※カナダ入国にワクチン接種証明が必須になった1月15日よりも前の入国です。
コロナ規制下のカナダ入国レポート
日本出国までの準備
カナダ入国のためのPCR検査もArriveCANの入力も日本出国72時間前からでないといけないので、PCRは出国の2日前に新宿のクリニックで受けました。当日に結果が分かるというもので、海外渡航用の陰性証明書つきのものをネットで探して事前予約。PCR検査ができるクリニックは東京に出れば色々あるようです。私は厚生労働省と経済産業省が運営する「TeCOT」というウェブサイトで病院を探し、場所、金額、検査が出るまでの時間など比較して決めました。
事前予約したおかげもあってか、クリニックでは受付から検査完了まで15分程。私がPCRを受けたクリニックでは、検査時にパスポートを持ってくるように指示があったので持参しました。
検査を午後3時過ぎに受けて、その日の夜7時には結果が届きとても安心しました。ArriveCANは陰性結果が届いてからその夜に入力し、バンクーバー空港でのPCR検査用の事前登録もFlyClearで実施。
心配だったので、ArriveCANはスクリーンショットともとったうえでArriveCAN登録後に来たQR付きのメールを印刷。FlyClearの登録後の用紙も印刷して用意しておきました。
印刷して用意した書類は以下の通りです。
- ビザの発行許可証
- ジョブオファー
- 1年間の現地保険証
- PCR検査の陰性証明書
- ワクチンの接種証明書
- 残高証明証
- ArriveCANからのメール
- FlyClearの登録後の用紙
出国日、日本の空港
午後6時の便だったので、3時間前の午後3時には成田空港に着くように家を出ました。成田空港では航空会社のカウンターで少し並びましたが、1時間もしないくらいでチェックイン完了。並んでいるうちにスタッフの方が回ってくてくれて、チェックインの前にパスポートと書類(PCRの陰性証明やワクチン接種完了の証明書、ArriveCANの画面など)を確認してくれます。
ArriveCANは「メールを印刷したものよりできたら画面を確認したい」と言われたので、正直印刷はいらなかったかな、と思います。
チェックインと荷物の預け入れが終わったら、念のためすぐに出国に向かいました。成田空港の出国前の出発ロビー周りのお店は半分以上やってなかったです。
でも手荷物検査に並んでから30分もかからないくらいで搭乗口につくことができました。
そこからは特に何かが遅れることもなく、機内搭乗までサクサクたどり着き、カナダへ出発。ちなみに機内で入国カードの記入などはありませんでした。
バンクーバー空港での乗り継ぎ
私が渡航した時期はトロントまでの直行便が運航休止になっており、バンクーバー経由でトロントに行くことになっていました。
乗り継ぎがある場合はトロントじゃなくバンクーバーでビザの発行やPCR検査をすると聞いていたので、乗り継ぎの間の時間が2時間半で足りるかドキドキしながらバンクーバー空港に予定通り午前9時半に到着。トロント行きの飛行機の出発はお昼の12時でした。
飛行機を降りてから人の流れに乗って、何の疑いもなく国内線への乗り継ぎに向かっていたところ。途中でスタッフの方が「ビザの発行がまだのひとはこちら!」と呼び掛けていて、そこでビザ発行をするには乗り継ぎではなく荷物の受け取りのある出口のほうに向かわなければいけないことを知りました。この時の呼びかけがなかったら気が付かないまま国内線に乗ろうとしていたかもしれないと思うと焦ります…。
慌てて正しい方向に向かうと、見た目はATMのような機械があります。キオスク(Kiosk)と言われるものなのですが、ここでパスポートをスキャンしたり税関申告をしたりしました。日本語が選択できたので、特に難しいこともなかったです。
キオスクでの情報登録後にはレシートのような紙が出てくるので、それを受け取って入国審査へ。パスポートとちょうど受け取ったキオスクのレシート、ArriveCANのQR画面を見せましたが、ArriveCANに関してはちらっと見たくらいで返されちゃいました(笑)「カナダに来た目的は?」とだけ聞かれて、「ワーキングホリデーです」と答えると入国スタンプが押されて、次は荷物受け取りのスペースへ。
荷物受け取りのスペースに着くと端のほうにビザを発行してもらうカナダの移民局(イミグレーション)のオフィスへの入り口があります。
そのイミグレの前はなんと大行列!新型コロナの規制でオフィス内に入れる人数を制限しているからなのか、オフィスの前にビザ発行を待つ人のよう列ができているのです。
このイミグレーションの列に並んでから、なんと4時間待ちました…。始めの2時間くらいは列が全く進まず、カナダの永住権の発行を待っている人だけを呼んで優先的にオフィスに入れていたみたいです。それ以外のビザを待っている私たちは、オフィスの前の列で座りこんで待っていました。ダメ元で「飛行機があと2時間で出てしまうんだけど」とスタッフの方に伝えてみましたが、待つしかないとのこと。
なんとか4時間後オフィスに入り、少し待って自分の番に。イミグレのオフィサーのもとに行くと、「カナダには何のビザで来たのか」「どんな仕事をするつもりなのか」「前回カナダに入国したのはいつか」を聞かれました。仕事について伝えると、「ジョブオファーは持っているか?」と聞かれたので、ビザの申請中に提出したジョブオファーを見せました。ジョブオファーとビザの発給許可証をオフィサーに渡して質問に答えた後は、席にもどって待つようにと言われて、そのあと5分ほどでビザの発行が終わり、ビザ原本を受け取ることができました。この時に隔離についての説明の用紙?ももらったような気がします。(この時ちゃんとチェックしておけばよかったです)
ビザ取得後は一度出口に行くようにスタッフの方に伝えられ、「PCRはないのかな?」と思いながら出口へ。一応事前に航空会社に確認していたのですが、私の場合はバンクーバー空港での乗り継ぎの時に預けた荷物のピックアップは必要ないと言われていたので、手荷物だけ持って。
そうしたら、コロナの検査は出口の後にありました!そのまま誘導されていくとパソコンが数台あるカウンターに誘導されて、特に説明のないままパスポートを手渡し、メールアドレスや電話番号、飛行機の便の番号などを聞かれてスタッフさんがパソコンで登録。あとから気が付いたのですが、これは日本でやったFlyClearの登録だったようです。なので、スタッフさんに事前登録してきたことを伝えて印刷した用紙を渡していれば、この情報登録はスキップできたのかもしれません。
登録後はさくさくと案内されて、検査へ。たくさんの検査ブースが用意されていて、おそらく30個以上あったんじゃないかと思います。検査ブースでは情報登録のときに受け取った書類を渡すと名前などを確認されて、早速検査始まります。検査方法は、頬のなかと左右の鼻の粘膜に綿棒を擦りつけるもので、特に痛みもなくすぐに終わりました。
その後もとくに隔離についてなど説明なくするすると誘導されて、到着ロビーに。
イミグレでの4時間の待ち時間のおかげでもともと予約していた飛行機はとっくに旅立っていました…。でも、航空会社のカウンターで事情を話すと、すぐに次の便を用意してくれることに。航空会社のスタッフさんがとてもやさしくてホッとしました。
ですがその時点で午後3時近く。次の便だった午後3時には間に合わず、その次のトロント行は午後7時近くでした。その時点で午後3時近い時間でしたので、空港でまた4時間ほど待つことになりました(涙)
トロント空港に到着後
4時間の待ち時間の後は無事飛行機に乗ってトロントに到着。この時点で午前2時になっていました…。
眠い目をこすりながら、荷物の受け取りエリアで預けたスーツケースが出てくるのを待ちます。午前2時という時間だからか、トロントの空港は人が少なく、荷物もすぐに出てきました。
国内線でのトロント到着のため、到着してから荷物を受け取り、出口に向かうまで特に何かをチェックされることもなく、スイスイと外に出ることができました。バンクーバーでの長い待ち時間が嘘のようです、トロントの空港では特に何かを確認されることもなく、30分程度で空港送迎の場所までいけたのでびっくりです。送迎の方と無事合流して隔離先に向かいました。
隔離完了までArriveCANでなにか報告するのかな?と思っていましたが、隔離先についてArriveCANアプリを開いたら既に登録情報は消えていて、特に報告するような画面や通知も来ませんでした。
コロナ検査の結果は、検査を受けてからちょうどまる1日後くらいにメールで届きました。そのため、トロントに到着したその日に隔離は終了。
隔離が終了した2日後くらいに政府からメールが届き、実は到着してから48時間以内に電話で報告が必要だったことが発覚。急いで電話して報告しましたが、自動音声だったこともあり特にお咎めもなく終わりました。
メールの中には「陰性結果が出るまでもしくは14日間経つまでは毎日コロナの症状を確認して電話報告」ともありましたが、すぐに結果が出たので症状の報告はしないままで隔離終了です。
カナダ入国時のポイント
以上がいただいたレポートになります。ご参考になりましたでしょうか?
レポートでの一番のポイントは「移民局での手続きは時間を長めに見積もり、乗り継ぎの場合は余裕を持った時間にしておく」ことでしょうか。
新型コロナウイルスの影響がないとしても、移民局(イミグレーション)でどの程度時間がかかるかは、その時によってまちまちです。数十分ですいすいいけることもあれば、今回のケースのように数時間待つこともあります。また、新型コロナウイルス対策の規制が多い状況下では、飛行機に遅れが出ることも通常より多いのが現状です。
通常の旅行でしたら、乗り継ぎの時間はそこまで長くなくても心配ないかもしれません。ですが、ビザ発行がある留学でカナダに訪れる際は、乗り継ぎはしっかりと余裕をもっておくのがよさそうですね。
また、新型コロナに関する規制は、カナダだけでなく各国で次々に変わっていっています。
常に最新の情報をキャッチするだけでなく、万が一に備えてできる準備(書類の印刷や保険契約など)はしっかり行っておくのが安心です。
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