【コロナ関連】18歳以上3回目接種対象に!&収容制限復活!?(12月15日発表)

先日ブログで12月10日に発表されたQRコード付き強化ワクチン接種証明などのオンタリオの発表内容を紹介・解説したばかりですが、そちらのブログでも少し触れさせていただきましたように、2021年12月15日にオンタリオ州政府からさらなる情報の発表が行われました!

 

この12月15日のオンタリオ州政府からの発表内容は大きく以下の2つ。

 

今回もブログ記事にて発表内容を日本語に訳しつつ、詳細を解説していきたいと思います。

 

 

オンタリオ州12月15日発表の最新コロナ対策

 

3回目コロナワクチン接種の対象拡大

 

まずひとつめとして、50歳以上かつ6か月以上前に2回目のワクチンを接種した方が対象であった3回目のワクチン接種(booster dose)の対象が、18歳以上かつ3か月以上前に2回目を接種した方と年齢の引き下げ&対象の拡大が行われることになりました。開始日は12月20日(月)とされていますが、一部薬局などでは12月17日(金)より予約なしの3回目接種の対象を拡大する可能性もあるとしています。

以下がオンタリオ政府からの発表文抜粋です。

Starting Monday, December 20, 2021, individuals aged 18 and over will be eligible to schedule their booster dose appointment through the Ontario’s booking portal, by calling the Provincial Vaccine Contact Centre, through Indigenous-led vaccination clinics, participating pharmacies and primary care settings. Appointments will be booked three months (84 days) after a second dose as the province urgently expands booster eligibility to millions more individuals. Additionally, pharmacies and other channels may provide boosters for 18 and over at the three-month interval starting Friday, December 17, 2021 for walk-ins.

オンタリオ州政府のウェブサイト発表ページ

 

コロナワクチン3回目接種対象の大きな変更は対象者年齢2回目ワクチン接種の時期ということですね。簡単に変更内容をまとめると、以下の表のようになります。

変更ポイント年齢:50歳以上 ⇒ 18歳以上

2回目接種:6か月以上前 ⇒ 3か月以上前

開始日2021年12月20日(月) ※一部12月17日(金)

 

3回目ワクチンの予約方法としてもいくつかの選択肢が引き続き用意されているようです。

  • オンタリオ州政府の予約システムからオンライン予約
  • 州のワクチンセンターへの電話予約
  • その他提携している薬局などでの予約

一部薬局やワクチン接種会場ではwalk-ins(予約なし)での3回目ワクチン接種も受け付けてくれそうですよ。

また、あわせてこれまでにワクチン接種を予約した50歳以上の方も、ワクチンの2回目接種から3ヶ月のインターバルをあけた日にちに予約が変更できるようになります。こちらもオンタリオ州の発表では12月20日から可能とのことです。

 

オンタリオ州は新型コロナウイルスのオミクロン株対策として3回目ワクチン接種を進めていくことを以前から発表しておりますので、これからも予約方法やワクチンに関わるルールなどは柔軟かつ頻繁に変更される可能性大です。フォード州首相のTwitterやオンタリオ州公式ウェブサイトを注意深く確認し、最新情報を常にキャッチしていくようにしましょう◎

 

 

一部施設などでの収容人数制限の復活

 

もうひとつは、少々残念なお知らせになります。

オミクロン株のさらなる流行を防ぐために、劇場や美術館などでの一部施設またサービスなどで収容人数制限が復活することになりました。

 

effective December 18, 2021 at 12:01 a.m. Ontario intends to introduce a 50 per cent capacity limit to the following indoor areas of venues with a usual capacity of 1,000 or more: facilities used for sports and recreational fitness activities; entertainment facilities such as concert venues, theatres and cinemas; racing venues; meeting and event spaces; studio audiences in commercial film and television production; museums, galleries, aquariums, zoos, science centres, landmarks, historic sites, botanical gardens and similar attractions; casinos, bingo halls and other gaming establishments; and fair, rural exhibitions, and festivals.

 

2021年12月18日(土)より、以下の通常時の収容人数の上限が1000人を超える室内エリアでは、50%に収容人数が制限されます。

  • スポーツやレクリエーションなどフィットネス活動に使用される施設
  • コンサート会場のような娯楽施設
  • 劇場や映画館
  • レース会場
  • 会議やイベントスペース
  • コマーシャル撮影やテレビ制作のスタジオの視聴エリア
  • 美術館、ギャラリー、動物園、科学館、ランドマーク、史跡、植物園などのアトラクション
  • カジノ、ビンゴホールなどのゲーム施設
  • フェアや展示会、催事

 

この50%の収容人数制限は、フェイスカバーやマスクが常時着用されず大勢が集まるというリスクの高い屋内エリアでの感染機会を減らすために行われるとオンタリオ政府からは発表されています(This measure is being taken to reduce opportunities for close contact in high-risk indoor settings with large crowds and when face coverings/masks are not always worn.)。「映画館や美術館はそもそもマスク着用では?」という気もしなくはありませんが、どちらかというと集まれる人数が多くなる室内エリア・環境というところに重きが置かれているのでしょう。

 

 

新型コロナウイルスのオミクロン株は、これまでのデルタ株などよりも感染力が強いという可能性を示す調査結果もでており、世界中でさらなる感染対策や3回目のワクチン接種(booster dose)の推進が行われています。オンタリオ州では1日の新型コロナウイルス感染者数が12月16日には2421人報告されるなど、とうとう2000人を超えてしまい、警戒がどんどん強まってきている印象です。

現時点で日本からカナダへの入国禁止などは発表されていませんが、オンタリオ州政府またカナダ連邦政府両方の動向を今後も注意深く見ていく必要がありそうです。

 

GO CANADA留学センターからも、留学やワーホリの皆様に関わるようなアップデートがありましたらブログTwitterInstagramなどで随時情報発信してまいります!

 

参照:オンタリオ州政府ウェブサイト

参照:CBC News(Ontario opens up booster shots for 18 and up starting Monday, announces new capacity limits)

 

 

 

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