海外の家庭にお邪魔して、ネイティブの家族と一緒にご飯を食べたり、おしゃべりしたり、たまにはどこかに出かけて~・・・。まるで海外ドラマのような理想的な留学生活に心躍らせる。それと同時に、日本と全く違う文化と環境の中で、その生活に馴染めるのか、家族とうまくコミュニケーションを取れるのか、心配でもある。ホームステイでの生活を想像するとそんなところではないでしょうか。
さて、実際のところはどうなんでしょう?この記事では日本の留学生のみなさんが思わず戸惑ってしまうポイントをご紹介します。今のうちに理想と現実のギャップを埋めて、最高のホームステイ生活を迎える心の準備をしておきましょう。
食事
カナダは移民の国なので、いろんな国から移民してきた家庭があり、用意される料理も様々です。お米が用意されているところもありますが、日本米とは風味が違うタイ米だったりと、慣れるまで戸惑うことがあるかも。
家族と別々に食事をとるところもあります。家族が旅行で不在の場合は、冷蔵庫にあらかじめ用意されたご飯を食べることもあります。
「もっと食べていいのよ。」とおかわりを勧められることもあります。断ったら悪いと思って我慢して食べなくてもいいですよ。その場合は、“Thank you, but I’m full.”(ありがとう、でもお腹一杯だから大丈夫です。)と伝えてあげればOKです。
家庭によって食事スタイルは様々。ホームステイという機会に、日本とは異なるカナダの食文化をどんどん楽しみましょう。
部屋
ホームステイでどんな部屋に滞在することになるのか、気になるところですね。
こちらも家庭によって異なりますが、一般的なカナダのお家にはベースメント(地下の階)があり、そこに案内されることがあります。日本では馴染みのない地下のお部屋ですが、カナダでは地下も主要な生活スペースとして扱われています。半地下構造のお宅もあって、地下だけれどお部屋に窓がついていたりと、地上のお部屋と変わりなく滞在してもらえると思います。
洗濯
一般的なカナダのお家には洗濯機と、さらに乾燥機が置いてあります。日本と違って、カナダでは外に洗濯物を干すという習慣がありません。
ちなみにカナダでは一般的な洗濯頻度が週1回程度です。衣類は多めに用意しましょう。
ホストファミリーの人種
ホームステイと聞くと、カナダ生まれのネイティブカナディアンの家庭に滞在するというイメージを持たれるかもしれません。しかしそこは移民の国カナダ、ネイティブカナディアンを含め、たくさんの人種の方がホームステイを受け入れています。
フィリピン、イタリア、スペイン、アジア圏などから移民してきた家族とのホームステイ生活は、カナダにいながらいろんな国の文化を学べる絶好のチャンス!もちろんコミュニケーションは英語です。それぞれアクセントの違いがありますが、いろんなアクセントに慣れることは英語上達に一役買うことでしょう。
ホストファミリーとの交流
カナダのスタイル、それは「やってほしいことはきちんと言葉で伝える」。日本のように空気を読む文化はカナダではありません。
アレルギーがある、体調が悪い、友達とご飯に行くから夕食はいらない等々、「これを言ったら嫌がられるんじゃないだろうか」と悩む必要はありません。むしろ正直に伝えてあげたほうがホストファミリーは喜びます。
遠慮はいりません。最初は言いづらいかもしれませんが、英語の練習だと思って伝えてみましょう。目指せ、”NO”といえる日本人!
最後に
いかがでしょうか。カナダのホームステイのイメージが少しでも沸いたのではないでしょうか。カナダのご家庭での生活の中で、「日本文化のここが良い、あそこが悪い」と、日本を見つめ直すきっかけも生まれることでしょう。
魅力たっぷりのカナダのホームステイ、異文化コミュニケーションをどんどん楽しんでくださいね。
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