シェアハウス
カナダ・トロントでの滞在先として、留学のはじめ、4週間程度はホームステイを選び、その後、現地のシェアハウスを探して引っ越すという流れが人気です。
シェアハウスとは、ひとつの家をみんなでシェアして住むことで家賃を抑えながら現地の人との共同生活を楽しむことができる滞在方法です。物件は一軒家やアパート、コンドミニアム(高級マンション)などがあります。基本的には物件内の一部屋を間借りし、キッチンやバスルームは他の人とシェアするイメージです。ここではシェアハウスの見つけ方と物件を決める際の注意点を紹介します。
シェアハウスの見つけ方
オンラインでシェアハウスを探す場合、下記の部屋探し用掲示板が利用できます。
- e-maple(e-メイプル)– 日本人向け情報サイト:http://www.e-maple.net/classified.html?cat=AC_SR&area=TO
- Kijiji(キジジ)– カナダ・トロント現地情報サイト:https://www.kijiji.ca/
どちらもシェアメイトの募集や空き部屋などに関する情報が掲載されており、メールやテキスト、電話などで物件情報投稿者と直接やり取りをすることができます。
オンラインで見つける方法以外には、友人などからシェアハウスを紹介してもらうのも良いでしょう。友人が実際に住んでいる物件であれば、内見するときは安心ですし、住み心地などを詳しく聞いたりもできます。
部屋の内見
部屋を決める際には内見を必ずしましょう。また、可能であれば内見は友人についてきてもらいましょう。治安が良いとされているトロントですが、知らない人の家に行くという意識と警戒感は持っておくべきです。また、複数人で行くことで一人では気が付かないような点にも気づけるかもしれません。
備え付けの家具
物件に家具が備え付けられているかを確認しましょう。シェアハウス物件はベッドや机、イス、タンスといった家具が備え付けられていることが一般的ですが、すべての物件が家具付きというわけではありません。また、掲示板などに挙げられている物件の写真も実際とは異なる場合がありますので、内見時にはどの家具が備え付けのものなのかを確認しましょう。
家賃に含まれるもの
シェアハウスの家賃には光熱費、Wi-Fi使用料、ランドリーも含まれていることが一般的です。ただし、まれにWi-Fiが備え付けられていない場合や、ランドリー(洗濯機、乾燥機)がコイン式で有料の場合もあります。他にも、電球やトイレットペーパー、掃除器具などは家主が買い揃えてくれる場合や、各自で用意しなければならない場合があるので、毎月の家賃には何が含まれているか細かく確認しましょう。
支払いの方法
家賃支払いは基本的にカナダドル現金で前払いです。内見が済み、物件が気に入ったら部屋の確保のためにデポジット(敷金)を支払いましょう。このデポジットは家賃1か月分が相場で、最終的には退去する月分の家賃に充当されます。また、入居する月にも家賃を前払いするため、シェアハウスに引っ越すまでに家賃2か月分の費用がかかると考えておくと良いでしょう。良い物件は内見者も多いので、部屋の確保にはデポジットを早めに払ってしまうことが大切です。部屋の確保を口約束だけで終わらせて、実際にはデポジットを支払わなかったという理由で他の人に借りられてしまったというケースもあります。デポジットや家賃を支払う際は、トラブルを避けるため必ず領収書をもらうようにしましょう。
共有スペースのルール
フライパンや包丁、お皿などの調理器具や食器類はキッチンにあるものを自由に使用できる場合が多いですが、使用後はすぐに洗って片づけるなど、シェアハウスごとにルールがあります。心地よく共同生活を送るためにもルールをしっかり確認して守るようにしましょう。
ゲスト訪問者について
友人(ゲスト)など居住者以外の物件の出入り、宿泊が可能かどうかを管理人に確認しましょう。物件によっては追加料金を支払うことで宿泊が認められる場合もあります。
留学・ワーキングホリデーのご相談は
カナダ・トロントでの留学・ワーキングホリデーをご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。お客様の目標をヒアリングしながら、最適なプランと必要費用、準備事項、書類等をご案内いたします。