【カナダ・ワーホリ】①申請の前に！ワーホリの基本を知ろう

こんにちは、GO CANADA留学センターです。

2021年3月1日よりカナダの今年のワーキングホリデーの応募が開始されました。

定員は例年と同じ6500名となっています。申請方法にも変わりはありませんが今年はワーホリの招待を受ける際に「有効なジョブオファー」を持っていることが条件となっており、仕事が内定している必要がありますのでご注意ください。

＜追記＞

2021年9月7日のカナダ政府からの発表で、「ワクチン接種が完了している方はワーホリの申請&カナダへの渡航に今後はジョブオファー必要なし」と変更になりました！9月13日からはジョブオファーの有無にかかわらず、ワーキングホリデーの抽選と招待が行われているようです。

ただ、ワクチン接種が完了していない場合（1回のみ接種や2回目から14日経過していない場合を含む）は引き続き入国時にジョブオファーの提出が必要になるとされていますので、ご注意ください。

ワーキングホリデーとは？

ワーキングホリデーとは、日本とカナダ間で認められている留学プログラムです。

日本では一般的にワーホリと呼ばれていますが、カナダではInternational Experience Canada（IEC）という名称で知られています。

ワーホリを利用すると一年間カナダに滞在することができ、アルバイトなどの就労ができます。さらに半年以内の就学、旅行、ホームステイやボランティア体験など、自由度の高い時間を過ごせるために人気のプログラムとなっています。

カナダのワーキングホリデーで注意したいこと

1. 期間は一年間

ワーホリでは一年間のみ、カナダに滞在することができます。
＊ワーホリの後もう少し長く滞在したいという場合には、観光ビザや学生ビザなどに切り替えることで滞在期間を延長することも可能になります。申請には時間を要しますので延長を希望する場合はお早めにご相談下さいね！

2. 就学は半年以内

ワーホリ中は語学学校や専門学校などで勉強ができますが、半年以内という期間が定められています。ワーホリで滞在していて半年以上の就学をしたくなったときは、ワーホリビザを持っていても改めて学生ビザの申請をする必要があります。

ワーキングホリデーの条件

日本の国籍を有していること
日本カナダ間のIECは日本国籍を有している方を対象としたプログラムです。日本の永住権を持っていても、日本国籍でない場合は日本からの申請はできませんので、国籍を有している国の提供するワーホリにご参加ください。

IEC登録時の年齢が１８歳以上３０歳以下であること
ワーホリは若者を対象にしたプログラムなので年齢制限があります。条件として、申請を済ませた時点で１８歳以上３０歳以下であることが必須となります。あくまで申請時の年齢であり、例えば許可をもらった時点や渡航時に３１歳を迎えていても問題はありません。

日本の本籍住所を提供できること
ワーホリビザ申請書内にある「就労許可申請」という箇所では、日本の現住所を記入する必要があります。申請却下されることを避けるため、海外に住んでいる場合でも日本の住所を記入するようにしてください。

パスポートの有効期限がワーホリの滞在期間をカバーしていること
入国の際、ビザがパスポートの有効期限を越えて発行されることはありません。滞在予定最終日よりも前に有効期限が切れてしまわないよう、申請の前にパスポートの有効期限を確認してください。

ワーホリの滞在期間をカバーする医療保険に加入していること
滞在期間中は疾病や障がいをカバーできる医療保険に加入していることが義務付けられています。また滞在中に予期せぬ診療費や治療費がかかることがないよう、必ずワーホリ最終日まで保険に加入しましょう。

カナダに入国する資格があること
法的にカナダに入国できる状態であること、つまり海外渡航禁止令や特定の犯罪歴のために入国できない状態ではないことも条件のひとつです。

最低必要資金を持っていること
カナダ滞在中にアルバイトなどで得られる収入はあくまで補助的なものであり、予め勉強や旅行などに必要な資金を持っていることが大切です。移民省では最低＄2500という目安が提供されていますが、無理なく生活を続けていくためには申請時に100万円ほどの資金があると安心です。

往復航空券、または帰りの航空券を購入できる資金を持っていること
ワーホリに限らず、カナダに入国する方はビザの期限内にカナダを退去することを証明する必要があります。入国時に航空券を確認することは滅多にありませんが、帰国できる資金を持っていること、また不法な滞在はせずに帰国するつもりがあることを証明する義務があることは覚えておきましょう。

扶養家族が同行しないこと
ワーホリではお子さんなど扶養家族が同行することはできません。夫婦でワーホリに参加したい場合はそれぞれ別に申請をして、揃って入国することは可能です。

申請料を支払い済みであること
ワーホリ申請の際には、予めIRCCのサイトを通して申請料を支払い済みである必要があります。支払いはクレジットカード（VisaかMasterCardのみ）となっています。

注意したいこと

通常であれば、ワーホリのガイドラインには渡航時には仕事が未定である、という点があります。よって渡航前に仕事のオファーなどを受けていないことが重要です。入国の際に聞かれた場合は「仕事はこれから探す予定」だと説明するようにしてください。
＊新型コロナウイルスの影響により、現在はジョブオファーがある方のみ入国が許可されています。

ワーキングホリデーの準備、その前に

ワーホリの申請は時間を要するため、抽選に応募する予定の３ヵ月以上前から申請準備をしていくことが大切です。まずは申請を始める前に済ませておきたい４つの点を見ていきましょう。

1. パスポートを用意する

カナダではどんなビザもパスポートの有効期限に合わせて発行されます。カナダに滞在したい期間より前にパスポートが切れてしまうことがないよう、更新が必要な場合は手続きをしておきましょう。
通常は残りの有効期限が１年未満であれば新しいパスポートの申請ができますが、ビザ申請を理由に更新する場合は１年以上の有効期限が残っていても更新することは可能です。
また、紛失などに備えてパスポートは顔写真のあるページとスタンプが押されているページをコピーして保管しておくとよいでしょう。

2. クレジットカードを作成する

クレジットカードは決済だけでなく身分証明としても使えます。ワーホリに必要な最低資金はおよそ100万円。多額の現金を持ち歩くと盗難などの心配も出てきますので、クレジットカードは最低１枚持っていることをお勧めします。
カード発行まで１ヵ月ほどかかる場合もあるので早めに作成しておきましょう。なお、カナダではVisaやMasterCardといったカード会社が主流です。

3. 歯の治療をしておく

もちろん必須ではありませんが、歯医者での診察や治療代は医療保険でカバーされないことがあり、費用も高額になってきます。保険に歯科疾病特約などがついていない場合、渡航前に治せるものは治しておきましょう。

4. 情報集めをする

ワーホリビザの申請は申請者自身ですることが定石です。詳しい申請方法については当ブログでも解説していきます。申請の手順だけでなく、天候や交通といった生活情報、滞在するエリアの地域情報などは予め調べておいても損はないでしょう。
アルバイトや学校については実際にワーホリ経験がある人のレビューや体験談から情報集めをしておくのも良いかもしれません。
また、学校に行く場合はプログラムが始まる時期に併せて渡航日も変わってくるはずですので、具体的な計画を立てる前にできるだけ情報を集めておくことが重要になってきます。渡航後に利用できる現地サービスについても、ぜひGO CANADA留学センターまでご相談ください。

ワーキングホリデーの準備、学校探し

ワーホリ中にできることのひとつが、語学力の向上です。確実に語学力を伸ばしていくためには語学学校に通うことが最善の方法といえます。また交友関係を広げたり、様々な文化に触れたり、滞在している地域について知るためにも語学学校は有益です。学校によっては仕事探しに必要な情報を提供したり、履歴書の作り方や面接の練習ができるところも多いため、アルバイトをしたい人にとっても必ず役立ちます。

日本語で対応してくれるスタッフも多いため、語学力に自信のない方、現地での生活に少しでも不安を感じる方はまず語学学校から始めることをお勧めします。レベルや目標に合わせてより良い語学学校を選べるよう、学校探しもぜひGO CANADA留学センターまでご相談ください。語学学校への申し込みは日本からでも手配できますので、出発前に済ませておきましょう。